日本法育学会は、模擬裁判員裁判を中心としたアクティブ・ラーニング、社会を知る学習としての裁判傍聴、施設参観、知識を深めるための学習会、講演会などの教育活動を行っています。
活動報告report
理事長からのお知らせtopics
木谷先生を偲んで
木谷先生は、冤罪問題の根底には、国民の意識と教育の課題があるとお考えでした。行動には何らかの理由があるので、どんな立場に立っても、他者の話をよく聞いて、理解しようとする態度がとても大切であると、いつも話していらっしゃいました。
「法育」という言葉を作り、論理的主体性の重要性についてご理解いただきたいという思いから、2016年「日本法育学会」として活動を始めました。第1回の研究大会の特別講演では、木谷先生は「冤罪と教育」という演題でご講演下さいました。
先生にお願いに伺った時のことは、今でも忘れられません。冤罪を教育の視点からお話いただけませんか、とお願いしたところ、その意図を直ちに理解され、ご快諾されたのです。
その後、刑法学会でお会いするたびにお声かけいただき、並んで歩いた駅までの帰り道、たくさんのことを学ばせていただきました。
木谷先生のお考えと私どもの会の目的に共通点があることは、冊子(日本法育研究第1号)をご覧いただければ、ご理解いただけると思います。
この小さな学会に、先生が温かいまなざしを向けて下さったことに心から感謝し、これからも研究と教育活動を続けて参りますことをお約束して、お礼とお悔やみの言葉といたします。
日本法育学会理事長
平野 節子
日本法育学会のめざすもの

上記画像をクリックすると、理事長の音声つき「日本法育学会のめざすもの」のパワーポイントが開きます。
(2024年11月9日(土)収録)
これまでの理事長からのお知らせ
日本法育学会からのお知らせtopics
第112回研究会 社会を知る学習会 全国矯正展見学会
集合日時:令和7年(2025年)12月6日(土) 10時30分
集合場所:JR有楽町駅 国際フォーラム口改札前
※第65回全国矯正展(全国刑務所作業製品展示即売会)
会場:東京国際フォーラム(有楽町)
日時:令和7年(2025年)12月6日(土)10:00~17:30
12月7日(日)9:30~15:30
参加に事前予約は必要ありません。また、会員でなくても参加できます。
皆さまのご参加お待ちしております。
年会費のお願い
まだ年会費をお支払いいただいていない会員の皆様は、年会費をお支払いください。
年会費の振込方法等、詳細は、入会・継続のご案内をご覧ください。
新着情報news
- 2025年11月23日
- 活動報告を更新しました。
- 2025年11月15日
- 『日本法育研究第6号』の目次を掲載しました。
- 2025年11月9日
- 社会を知る学習会(全国矯正展見学会)の予定(2025年12月6日(土))を追加しました。
- 2025年10月13日
- 社会を知る学習会(東京税関見学会)の予定(2025年10月24日(金))を追加しました。
- 2025年10月4日
- 活動報告を更新しました。
- 2025年9月23日
- 理事長からのお知らせを更新しました。
- 2024年9月11日
- 社会を知る学習会(東京拘置所矯正展見学会)の予定(2025年9月27日(土))を追加しました。
- 2025年9月9日
- 活動報告を更新しました。
- 2025年8月18日
- ・学会紹介のページを更新しました。
・理事長からのお知らせを更新しました。
- 2025年8月12日
- 社会を知る学習会(裁判傍聴)の予定(2025年9月3日(水))を追加しました。
- 2025年7月12日
- 社会を知る学習会(裁判傍聴)の予定(2025年7月30日(水))を追加しました。
- 2025年7月6日
- 活動報告を更新しました。
- 2025年6月2日
- 船山泰範弁護士の講演会の予定(6月28日(土))を追加しました。
- 2025年5月1日
- 活動報告を更新しました。
- 2025年4月12日
- ・新年度になりました。会員の皆様は、年会費をお支払いください。年会費の振込方法等、詳細は、入会・継続のご案内をご覧ください。
・社会を知る学習会(ポリスミュージアム見学会)の予定(2025年5月2日(金))を追加しました。
過去のお知らせ
日本法育学会は、令和7年(2025年)10月24日(金)、日本法育学会は、東京税関「情報ひろば」、日本科学未来館、海洋情報資料館の見学会を行いました。以下、参加した学生の感想です。
東京税関において、私は特に税関検査の際の対応が勉強になった。税関検査とは、違法薬物や輸入が禁止・規制されている物品を日本国内に持ち込ませないために、現品を確認して調べることである。その際、職員だけでなく麻薬探知犬をも活用して、徹底的に検査にあたっている。麻薬探知犬は、どんな犬もなれる訳ではなく、4か月の厳しい試験に合格しなければならないということが分かり、改めて麻薬探知犬の凄さを実感した。
科学未来館ではドームシアターで「バースデイ〜宇宙とわたしをつなぐもの〜」を鑑賞し、私たちが存在している地球と宇宙の関係について、深く理解することができた。
海洋情報資料館では、一般に海図と呼ばれているものは、「航海用海図」のことであり、「航海図」、「海岸図」、「港泊図」の3種類が使用されているということが分かった。また、伊能図模写図や一級図化機など、中々見れないものを実際に閲覧して、刺激を得ることができた。
これまでの活動報告